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車のエアコンからガラガラ音がする原因は?修理費用の目安と放置する危険性を解説

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夏や冬にエアコンを使ったとき、「ガラガラ」「ゴロゴロ」といった異音が聞こえると不安になりますよね。

実はエアコンの異音は、発生している場所や音が出るタイミングによって原因をある程度特定できます。

軽い異物混入で済むケースもありますが、エアコンコンプレッサーの故障が原因だった場合は数万円から十数万円の修理費が発生することもあります。

この記事では、車のエアコンからガラガラ音がする原因や修理費用の目安、放置した場合のリスクについて詳しく解説します。

目次

エアコンのガラガラ音はどこから聞こえる?

異音診断で最初に確認したいのが「音の発生場所」です。

ダッシュボード付近から聞こえる

運転席や助手席の前方から聞こえる場合は、室内側のエアコン部品が原因の可能性があります。

主な原因は以下の通りです。

  • エアコンフィルターの目詰まり
  • ブロアファンモーターの故障
  • 落ち葉や虫などの異物混入
  • エアコンダクト内部のゴミ

比較的修理費が安く済むケースが多いのが特徴ですが、以外と多いのが落ち葉の混入です。音的にはガラガラというよりもガサガサという感じです。

ブロアファン内だけだったら工賃もそれほどかからないですが、エアコンダクト内にゴミが侵入して締まった場合には、取り除くのに場所によってはダッシュボードを外さなければならなくなってしまうこともあり、工賃が高額になってしまうこともあります。

エンジンルームから聞こえる

ボンネット付近からガラガラ音が聞こえる場合は注意が必要です。

考えられる原因は、

  • エアコンコンプレッサーの故障
  • コンプレッサープーリーのベアリング摩耗
  • マグネットクラッチの不具合
  • ファンベルトの劣化
  • ベルトテンショナーの故障

などです。

こちらは高額修理につながるケースが多いため、早めの点検をおすすめします。

原因① ブロアファンモーターの故障

ブロアファンモーターはエアコンの風を作り出す部品です。

長年使用すると内部ベアリングが摩耗し、

  • ガラガラ
  • ゴロゴロ
  • シャー

といった音が発生します。

特に風量を強くすると音も大きくなる場合はブロアファンモーターの可能性が高いでしょう。

修理費用の目安

  • 清掃のみ:3,000~8,000円
  • モーター交換:15,000~40,000円

原因② エアコンフィルターの目詰まり

交換時期を過ぎたフィルターには、

  • ホコリ
  • 花粉
  • 落ち葉

などが大量に詰まっています。

フィルター付近に異物が入り込むことでガラガラ音が発生する場合があります。

修理費用の目安

  • フィルター交換:2,000~6,000円

DIYでも比較的作業しやすい部品です。

原因③ エアコンコンプレッサーの故障

エアコンの心臓部ともいえるのがコンプレッサーです。

内部ベアリングが摩耗すると、

  • ガラガラ
  • ゴロゴロ
  • ウォーン

という異音が発生します。

さらに故障が進行するとエアコンが全く冷えなくなることもあります。

修理費用の目安

  • リビルト品交換:50,000~100,000円
  • 新品交換:80,000~150,000円

車種によっては20万円近くになるケースもあります。

原因④ ファンベルトの劣化

エアコン作動時だけ音が出る場合はベルト関係の不具合も疑われます。

劣化したベルトは、

  • キュルキュル
  • ガラガラ
  • カラカラ

といった異音を発生させることがあります。

修理費用の目安

  • ベルト交換:5,000~20,000円

比較的安価で修理できます。

エアコンのガラガラ音を放置するとどうなる?

異音を放置すると次のようなトラブルに発展する可能性があります。

コンプレッサーが焼き付く

内部部品が破損すると金属粉がエアコン配管内に回り込みます。

その結果、

  • コンプレッサー
  • コンデンサー
  • エキスパンションバルブ
  • エアコン配管

など複数部品の交換が必要になることがあります。

ベルト切れを起こす

ベルト関係の不具合を放置すると走行中にベルトが切れることがあります。

車種によっては発電機やウォーターポンプも停止し、走行不能になる危険があります。

自分で確認できるチェックポイント

整備工場へ行く前に次の点を確認しておくと診断がスムーズです。

  • エアコンONで音が出るか
  • OFFで音が止まるか
  • 冷房は冷えるか
  • 暖房は正常か
  • 風量を上げると音が大きくなるか
  • エンジン回転数で音が変化するか

これらを伝えるだけで故障箇所の特定が早くなります。

よくある勘違い

エアコンガスを補充すれば直る?

必ずしも直るとは限りません。

ガス不足による異音もありますが、コンプレッサーやベアリングが故障している場合はガスを補充しても改善しません。

冷えているから大丈夫?

冷えていても安心できません。

異音が出始めた初期段階では冷房性能が正常なケースもあります。

音だけが先に出ることも珍しくありません。

Q&A

Q. エアコンのガラガラ音はすぐ修理しないと危険ですか?

A. 小さな異音でも原因によっては重大故障の前兆です。特にエンジンルームから聞こえる場合は早めの点検をおすすめします。異音の放置はNGです。

Q. エアコンフィルター交換で音は直りますか?

A. フィルターの目詰まりや異物混入が原因なら改善する場合があります。ただしブロアファンモーターやコンプレッサーの故障は直りません。

Q. 修理しないまま乗り続けても大丈夫?

A. 一時的に走行できる場合もありますが、故障が進行して修理費が高額になるリスクがあります。

Q. エアコンコンプレッサーの寿命は?

A. 一般的には7〜10年程度といわれています。ただし使用環境や走行距離によって大きく変わります。

まとめ

車のエアコンからガラガラ音がする場合、室内側ならブロアファンモーターやエアコンフィルター、エンジンルーム側ならコンプレッサーやファンベルトが原因であることが多いです。

特にエンジンルームから異音が出ている場合は高額修理につながる可能性があるため注意が必要です。

異音は故障のサインです。「まだ冷えるから大丈夫」と放置せず、早めに点検を受けることで結果的に修理費を抑えられるケースも少なくありません。

10万円以上の修理費用がかかるなら要チェック

カーエアコンの異音は故障箇所によっては10万円以上の修理費用になることもあります。

もし、

  • 年式が古い
  • 走行距離が10万kmを超えている
  • 他にも不具合がある

という場合は、修理前に愛車の査定額を確認しておくことをおすすめします。

意外と修理するより買い替えた方が安く済むケースもあります。

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この記事を書いた人

ガレージノート管理人
元自動車整備士(経験約30年)

ディーラーで19年、民間整備工場で約10年勤務。
エンジン不調・異音・足回りトラブルなど多数の診断・修理を経験。

このブログでは、実体験をもとに初心者でも分かるように解説しています。

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