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ホンダフィットの発進時にガクガクする原因はCVTジャダー?症状・修理費用・対処法を解説

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ホンダフィットに乗っていて、

  • 発進時だけ車がガクガクする
  • 信号待ちから走り出すと車体が震える
  • アクセルを踏むとガタガタと振動する

このような症状で悩んでいませんか?

実はこの症状はホンダ車で比較的よく見られるトラブルで、「CVTジャダー」と呼ばれる現象の可能性があります。

私が整備士として働いていた頃も、フィットをはじめ多くのホンダ車で同じ症状を経験しました。

この記事では、ホンダフィットの発進時のガクガク振動(ジャダー現象)の原因や対処法、修理費用の目安について詳しく解説します。

目次

発進時にガクガクする症状とは?

ジャダー現象とは、発進時に車体全体が細かく振動する症状のことです。

特に次のような場面で発生します。

  • 停車状態から発進するとき
  • 駐車場でゆっくり動き出すとき
  • 坂道発進時

一度走り出してしまえば普通に走行できるため、

「まだ大丈夫だろう」

と思ってしまう方も少なくありません。

しかし放置すると症状が悪化し、CVT本体の故障につながる場合もあります。

ジャダーが発生しやすいホンダ車

この症状はフィットだけではありません。

過去に私が経験した車種では以下のような車で発生していました。

  • フィット(GD系)
  • モビリオ(GB1)
  • キャパ(GA4)
  • シビック(EU3)
  • ロゴ(GA)

これらの車種はホンダ独自のCVTを採用しており、走行距離が増えるとジャダーが発生するケースがあります。

ジャダー現象の原因

原因は運転技術ではありません。

「アクセルの踏み方が悪いのかな?」

と考える方もいますが、基本的にはCVT内部の摩耗やCVTオイルの劣化が原因です。

CVT内部には発進クラッチがあり、この部分がスムーズにつながらなくなることで振動が発生します。

特に以下の条件に当てはまる車は注意が必要です。

  • CVTオイル交換歴が不明
  • 走行距離が5万km以上
  • 長期間オイル交換をしていない
  • 中古購入後に交換歴が分からない

CVTオイルが劣化すると潤滑性能や摩擦特性が変化し、ジャダーが発生しやすくなります。

ジャダー現象の対処法

まずはCVTオイル交換を行う

最も効果的な対処法はCVTオイル交換です。

ホンダ車の場合は必ず純正CVTフルードを使用しましょう。

ホンダ純正のCVTオイルは、

HMMF(ホンダ・マルチ・マチック・フルード)

と呼ばれています。

社外品では改善しない場合もあるため、純正品をおすすめします。

オイル交換は2回行うのがおすすめ

ジャダーが発生している車両の場合、1回だけでなく2回交換すると改善率が高くなります。

手順は以下の通りです。

  1. CVTオイル交換
  2. しばらく走行してオイルを循環させる
  3. 再度CVTオイル交換

この方法で古いオイルをより多く排出できます。

添加剤SOD-1は効果がある?

CVTオイル交換と同時にSOD-1を添加する方法もあります。

SOD-1には

  • 酸化防止
  • 潤滑性能向上
  • 洗浄効果

などが期待されています。

必ず改善するわけではありませんが、CVT保護の観点から使用する価値はあります。

CVTの「当たりつけ」とは?

CVTオイル交換後でも改善しない場合、整備工場では「当たりつけ」と呼ばれる作業を行うことがあります。

CVT内部の発進クラッチの状態を改善させる目的で実施されます。

ただしCVTに負荷をかける作業でもあるため、自己判断で行うよりも整備工場やディーラーへ相談することをおすすめします。

修理費用の目安

CVTオイル交換

  • ディーラー:約8,000~15,000円
  • 整備工場:約6,000~12,000円

2回交換する場合はこの約2倍程度になります。

SOD-1添加

  • 約5,000~10,000円

発進クラッチ交換

  • 約50,000~100,000円

CVT本体交換

症状が進行している場合はCVT本体交換となることがあります。

  • 約20万円~40万円以上

車種や年式によっては車両価値を超える修理費になる場合もあります。

実際に修理したフィットの事例

私が整備士時代に修理したフィット(GD1)は、走行距離約5万kmでした。

発進時にはかなり激しいジャダーが発生していましたが、

  • CVTオイル交換
  • 当たりつけ作業

を実施した結果、症状は改善しました。

ただし一度改善しても再発する可能性はあります。

そのため定期的なCVTオイル交換が非常に重要です。

フィットのCVTオイル交換時期

一般的には4万kmごとの交換が推奨されています。

しかし整備経験から言えば、

2万km~3万kmごとの交換

を行った方がCVTの状態を良好に保ちやすい印象があります。

もちろん維持費との兼ね合いもありますので、最低でもメーカー推奨距離は守りたいところです。

Q&A

Q. 発進時だけガクガクします。走行中は問題ありません。故障ですか?

A. ホンダ車特有のCVTジャダーの可能性があります。早めにCVTオイルの状態を点検しましょう。

Q. ジャダーが出ても走り続けられますか?

A. 走行自体は可能な場合が多いですが、放置すると症状が悪化する恐れがあります。

Q. CVTオイル交換だけで直りますか?

A. 軽度であれば改善するケースが多いです。ただし重症化している場合は部品交換が必要になることもあります。

Q. 社外CVTオイルでも大丈夫ですか?

A. ホンダ車は純正HMMFの使用をおすすめします。社外品では改善しないケースもあります。

Q. 中古で購入したフィットですが交換歴が分かりません。

A. まずCVTオイル交換を実施し、状態を確認することをおすすめします。

まとめ

ホンダフィットの発進時にガクガク振動する症状は、CVTジャダーが原因であることが少なくありません。

ジャダーは放置すると悪化する可能性がありますが、初期段階であればCVTオイル交換で改善するケースも多くあります。

特にホンダ車はCVTオイルの管理が重要です。

発進時の振動が気になり始めたら、

  • CVTオイル交換
  • 純正HMMFの使用
  • 定期的なメンテナンス

を心がけましょう。

症状が重い場合はCVT本体交換になることもあるため、早めの点検・整備がおすすめです。

修理費用が高額なら買い替えも選択肢

CVTの修理で高額な修理費用がかかる場合は車の買い替えも選択肢になります。

年式が古い車や走行距離が多い車の場合、修理を続けるよりも買い替えた方が結果的に安く済むケースも少なくありません。

「修理するべきか、それとも買い替えるべきか迷っている」という方は、一度現在の愛車の価値を確認してみるのもおすすめです。

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この記事を書いた人

ガレージノート管理人
元自動車整備士(経験約30年)

ディーラーで19年、民間整備工場で約10年勤務。
エンジン不調・異音・足回りトラブルなど多数の診断・修理を経験。

このブログでは、実体験をもとに初心者でも分かるように解説しています。

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