走行中やブレーキ時に「キーキー」という音がすると、不安になりますよね。
この音は軽いトラブルから重大な故障の前兆まで、さまざまな原因で発生します。
この記事では、ブレーキからキーキー音がする主な原因と対処法をわかりやすく解説します。
ブレーキからキーキー音の主な原因
1. ブレーキパッドの摩耗
最も多い原因がこれです。
ブレーキパッドがすり減ると、内部の金属(警告板)がディスクに当たり、「キーキー音」を出します。
特徴
- ブレーキを踏むと音が出る
- 走行中は静か
👉 危険度:中〜高
この場合には、ディスクパッドが限界近く減っているので早急に交換が必要です。
そのまま放置していると、ディスクローターまで傷ついてしまい、ディスクパッドの他にもディスクローターの交換が必要になり余計な出費がかさんでしまいます。
何よりもブレーキが効かなくなる恐れもあるので、気がついたら一刻も早く修理に出しましょう。

2、ブレーキパッドの当たり不良
ブレーキの音は複雑で、ディスクパッドが減っていなくてもブレーキを踏んだ時にキーと音がする時があります。
ブレーキを踏むとディスクパッドがディスクローターに押しつけられてその時の摩擦でブレーキが効くのですが、ディスクパツドの角の部分がわずかな振動を発生し、その時にキーと音がします。
一般にその時の音をブレーキ鳴きと言っているのですが、ブレーキの効き自体に影響するものでは無く、雨の降り始めとか、雨上がりの時に発生しやすいです。
対策としては、ブレーキパッドを外してパッドの角の部分を少し削ってやれば直ります。
ブレーキの異音でも逆に走行中に音がして、ブレーキを踏むと止まる、という音もあります。
この音の特徴としては、キーキーという音ではなくてシャリシャリという音です。
ディスクブレーキの特徴として、ブレーキパッドは常にわずかながらディスクローターに接触しています。
この時にディスクパットとディスクローターの当たりが悪いとディスクパッドが擦ったような状態になり、タイヤの回転に合わせてシャリシャリという音が発生してしまいます。
対策としては、ブレーキ鳴きの時と同じようにディスクパッドの角の部分を少し削って(面取り)やれば、大抵の場合は直ります。
それでも直らなかった場合には、ブレーキパッドを交換、という方法しかありません。
3、ブレーキの引きずり
ブレーキが完全に引きずっていれば、走行中に常にキーキーという大きな音がするのでそのような場合には早急に修理する必要があります。
但し、ブレーキの引きずりがわずかの場合には、ブレーキパッドの当たり不良の時と同じようなシャリシャリ音が発生します。
ブレーキが引きずっている場合には、ブレーキキャリパーのオーバーホールが必要になります。
4、ブレーキに異物が挟まっている
よくあるのが、ブレーキに異物が挟まっている場合です。
ディスクローターの裏側にはバックプレートという鉄の板が備えられているのですが、そのバックプレートとディスクローターの間に異物(小石など)が挟まってしまうと、走行中にキーキーとかなり大きな音がします。
異物が途中で落ちたりして取れると、音は当然しなくなります。
以前はキーキー音がしたのに急にしなくなった、などという場合はそれが原因の場合が多いです。
5、ディスクローターが歪んでいる
ディスクローターが歪んでいると、走行時にシャリシャリとかキーキーと音がする場合があります。
これは、ディスクローターとディスクパッドが正しく当たっていないことが原因です。
ディスクローターが歪んでいると、ブレーキを踏んだ時にブレーキペダルに振動が感じられます。
対処方法は、ディスクローターの研磨もしくは交換で大抵の場合は直ります。
もし、それでも直らなかった場合にはディスクパッドの交換も必要になります。
6、走り始めだけキーキー音がする場合
朝の走り始めだけブレーキを踏んだ時にキーキー音がする場合は特に異常ではありません。
ブレーキは冷えていると音が発生しやすいので、暖まると自然に消えます。
しかし、音が長く続く場合にはどこかに異常があるかもしれないので整備工場で点検してもらう必要もあります。
ブレーキのキーキー音|今すぐできる対処法
ブレーキの異音は原因によって対処方法が異なります。
ここでは、すぐにできる対処と修理が必要なケースを分けて解説します。
自分で様子見していいケース
以下の場合は、すぐに修理しなくても問題ないケースが多いです。
- 朝一や雨の日だけ音が出る
- 数回ブレーキを踏むと消える
- ブレーキの効きに違和感がない
この場合は、ブレーキの湿気や一時的な鳴きの可能性が高いです。
しばらく走行して様子を見て問題ありません。
すぐ点検・修理が必要なケース
以下に当てはまる場合は放置NGです。
- 常にキーキー音がする
- 音がどんどん大きくなっている
- ブレーキの効きが悪い
- 走行中も音が鳴り続ける
この場合は、ブレーキパッドの限界や引きずりなどの可能性があります。
👉 安全に直結する部分なので、早めの点検が必要です。
放置するとどうなる?(重要)
ブレーキのキーキー音を放置すると、以下のようなリスクがあります。
- ディスクローターが削れて修理費が高額になる
- ブレーキの効きが低下する
- 最悪の場合、事故につながる
特にパッド摩耗を放置すると、
👉 本来1〜2万円で済む修理が、5万円以上になることもあります。
修理費用の目安
ブレーキパッド交換:1万〜3万円
ディスクローター交換:3万〜8万円
キャリパー修理:1万〜5万円
※車種や工場によって変動あり
修理はどこに依頼すべき?
カー用品店
軽度のトラブル向き。費用は安め。
ディーラー
安心重視。費用は高め。
整備工場(おすすめ)
コスパと技術のバランスが良い。
👉 信頼できる整備工場があるなら、まず相談がベストです。
【体験談】実際によくあるケース
ディーラー時代に多かったのが、
「キーキー音を放置してローターまで削れてしまったケース」です。
本来はパッド交換だけで済んだのに、
結果的にローター交換も必要になり、修理費が倍以上になることも珍しくありませんでした。
👉 「音が出た時点で来てくれれば…」というケースが本当に多いです。
まとめ
ブレーキのキーキー音は、
- 軽度なものから危険なものまである
- 症状である程度判断できる
- 放置すると修理費が高くなる
👉 迷ったら早めの点検が一番安くて安全です。
*ブレーキの修理に高額な修理代がかかる場合(特に年式の古い車)などは修理するより買い替えたほうが後々お得です。
なぜなら、ブレーキが直っても他の箇所(エンジン、ミッションなど)が後から壊れるリスクがあるからです。
もし、買い替えも考えていたらまずは無料で査定してくれる以下のサイトが安心です。
